価格高騰が続くお米ですが、いよいよコンビニ各社で備蓄米の販売が開始となりましたね。
5キロ、10キロ単位ではなく、1キロ、2キロでの販売かつお値段もお手頃なので、備蓄米目当てにお客さんが殺到しています。
今回は、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートの3社に焦点を当て、各社の備蓄米のお値段と販売形態、種類や特徴について詳しくまとめます。
大手3社の備蓄米(古古米)店頭価格は?
チェーン | 販売形態 | 税抜価格 | 1kg当たりの税込換算 | 米の種類 | 販売開始日 |
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セブン-イレブン | 2 kgパックのみ | 800円 | 約 400円/kg | 無洗米 | 2025/6/17~順次 |
ファミリーマート | 1 kgパックのみ | 360円 | 360円/kg | 精米 | 2025/6/5~順次 |
ローソン | 1 kg・2 kgの2種 | 360円 / 700 円 | 360円/kg | 精米 | 2025/6/4~順次 |
相場感はどこで買っても「1kg=約390円」
税抜360円、税込約388~389円が事実上の基準価格のようです。
セブンイレブンは2 kg包装ですが、1 kg換算でも同水準。
一般的な新米(店頭600~800円/kg)に比べると約半額 で、非常用ストック・業務用としてはかなり割安じゃいかと思います。
なぜ各社ほぼ同価格なの?
政府放出の備蓄米(2021年度産など)を原料に共同入札価格がほぼ横並びのためかと思います。
コンビニ各社は包装・流通コストを加え、利益を抑えて防災ニーズに応える戦略を採用しています。
セブンイレブンの備蓄米について


2025年6月17日(火)より順次販売開始。
販売店舗数は、6月末までに約5,000店舗、以降、順次全国へ拡大予定。
無洗米加工により、洗米不要のお米です。保存しやすいチャック付きパッケージなのも嬉しいです。
ファミマの備蓄米について


ファミマで販売される備蓄米は、令和3年産の国産米です。
1キロの小容量パックなので、一人暮らしの方だと使い勝手が良さそうです。
※ファミマはお一人さまにつき、1点のお買い上げ。
店舗での予約は受け付けていない。
6月上旬 関東(南関東)・関西
6月中旬 北海道・東北・関東(北関東・南関東)・中部・北陸・関西・中国・四国・九州
6月下旬 沖縄
ローソンの備蓄米について


ローソンで販売の備蓄米は、6月5日(木)に10店舗(東京都、大阪府の各5店舗)で「政府備蓄米 1kg」、「政府備蓄米2kg」を販売開始しました。
6月14日(土)〜沖縄県を除く全国のローソン約13,800店舗で「政府備蓄米 2kg」を販売開始予定。
6月下旬〜関東地区のローソン店舗で「政府備蓄米 1kg」を販売、以後順次拡大予定となっています。
※お一人様1点限り、なくなり次第終了
各社コンビニ備蓄米の違いと選び方
チェーン | 特徴 | こんな人におすすめ |
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セブン-イレブン | 無洗米で手間が少なく、チャック付袋。2 kgのみ。 | 炊飯時の節水や手軽さを重視する家庭備蓄向け |
ファミマ | 1 kgのみ・精米。最少ロットが小さく試し買いしやすい。 | 一人暮らし・保管スペースが限られる場合 |
ローソン | 1 kgと2 kgの2サイズ。最もサイズ選択肢が多い。 | 消費ペースに合わせて量を調整したい人 |
コンビニ備蓄米まとめ
セブン・ファミマ・ローソンいずれで買っても、古古米の店頭価格は約390円/kg(税込)が相場です。
選ぶポイントは 「無洗米か精米か」「1 kgか2 kgか」 だけなので、生活スタイルに合わせてチェーンを選べばOK ですよ。
備蓄米を上手に食卓に取り入れて、お米の負担を少しでも軽減しましょう!