阿佐ヶ谷七夕まつりは、JR阿佐ケ谷駅南口から青梅街道へ約700m伸びる阿佐谷パールセンター商店街を中心に毎夏開かれる東京屈指の七夕行事。
1954年、酷暑で客足が遠のく商店街を活気づけるため店主たちが企画したのが始まりで、仙台七夕の華やかさと青森ねぶたの張りぼて文化を取り入れ独自に発展したお祭りです。


かつて100万人超を集めた人気は現在も衰えず、2025年は第69回として、8月7日(木)~11日(月・祝)に開催予定です(入場無料)。
項目 | 内容 |
---|---|
会場 | 阿佐谷パールセンター商店街ほか |
最寄駅 | JR中央・総武線「阿佐ケ谷」、丸ノ内線「南阿佐ケ谷」 |
入場料 | 無料 |
相変わらずの暑さながら台風の影響か強めの風がありがたい!今日は阿佐ヶ谷・七夕祭りへ。高円寺で下車、一駅歩き会場の阿佐谷パールセンターへ。商店街の入り口から派手な吹き流し!そして楽しいハリボテと七夕飾りが延々と続き凄い人!出店の食べ物や浴衣姿の人たち、雰囲気を楽しんで帰りました🎵 pic.twitter.com/bzVdPDhZJt
— stairway.to.heaven# (@SHeaventk) August 10, 2024
阿佐ヶ谷七夕祭りの魅力

- 手作りハリボテ
商店主・住民・学校が協力する巨大張りぼてがアーケードを埋め尽くす。人気キャラクターや干支、その年の話題など題材は自由。長さ4m級の大作も並び、早朝は細部まで鑑賞・撮影しやすい。近年は誰でも参加できる「プチハリボテキット」も導入され、2024年は50点超が展示された。 - 約240店が織りなす屋台メシ
商店街各店が限定メニューやセールを実施。定番の焼きそば・かき氷のほか、各店オリジナルの食べ歩きグルメも多数。金魚すくい・ヨーヨー釣りなど縁日屋台も充実し、子どもから大人まで楽しめる。 - 街全体が七夕色
会期中はJR阿佐ケ谷駅、杉並区役所などにも吹き流しを装飾。駅ホームの発車メロディーは童謡「たなばたさま」をジャズアレンジした限定バージョンに変わり、来場者を盛り上げる。
なんといっても手作りのハリボテが一番の見どころ。
金賞・銀賞・区長賞などいくつかの賞があり、受賞作品は公式HPに掲載されます▼


一般参加応募作品もありますよ!
阿佐ヶ谷の七夕祭りでずんだもんが吊るされていたのだ! pic.twitter.com/LKOZ1Srajn
— だいぽもん🫛 (@kuwadai3g) August 12, 2024
阿佐ヶ谷七夕祭りのアクセスと駐車場
公共交通が最も便利です。
JR阿佐ケ谷駅南口を出てすぐ会場入口、丸ノ内線南阿佐ケ谷駅からも徒歩圏。
車の場合は公式駐車場はありません。
駅周辺のコインパーキングを利用(タイムズ阿佐谷北/南、NPC24H、三井のリパーク等)しましょう。
お祭り期間は満車・料金高騰が常態化するため、予約可能スペースを事前確保か公共交通への切替えが無難です。
阿佐ヶ谷七夕祭りの快適な楽しみ方
- 平日早朝: ハリボテ鑑賞・写真向け、ベビーカー移動可。
- 夕暮れ~夜: 提灯が灯り祭りムード最高潮。活気重視ならこの時間帯。
- 小さな子連れは午前中訪問&こまめな水分補給がおすすめ。
- 公式交通規制は基本なしだが、周辺道路は探し回る車で渋滞しやすい。時間に余裕をもち安全運転をしましょう。
阿佐ヶ谷七夕祭りまとめ
阿佐ヶ谷七夕まつりは、地域の絆と手作りの温もりが息づく昭和生まれの夏の風物詩。
色鮮やかなハリボテの下を歩き、限定グルメを味わい、街全体が一体となる熱気を体感できますよ!
混雑対策とアクセス計画を整え、ぜひ阿佐谷ならではの七夕を満喫してくださいね。