近年、国内米価の上昇を背景に、日本でも韓国産米への関心がじわじわ拡大していますよね。
韓国米は日本米と同じ「ジャポニカ種」が主流で、短粒形・粘り重視の傾向は同じです。

ただ栽培・流通体制や品種開発の歴史が異なるため、味わい・品質には幅がありますよ。
今回は、韓国米の特徴と価格、購入方法や評判、選び方をまとめました。
韓国米の特徴は?

粘りと柔らかさがあり、光沢のある炊きあがりになるのが韓国米です。
産地一括精米(精米流通)が主流で、日本の玄米流通とは物流工程が違います。

韓国米の代表的プレミアム品種
品種 | 主な産地 | 食味・特色 |
---|---|---|
イチョン米 | 京畿道利川 | ツヤと甘みが強く、魚沼産コシヒカリ級との声も。ややあっさりめで汎用性高い。 |
セチョンム種 | 全羅南道 | 10年開発の新鋭。もちもち食感と豊かな甘み、冷めても味が落ちにくい。タンパク質平均5.6%で食味重視。 |
韓国米の日本でのお値段は?
- EC実勢:セチョンム種10 kg=9,000〜9,700円、4 kg=3,800〜4,400円
- 他ブランド10 kg=8,000円前後
- 韓国本国では10 kg約2,700円とされ、輸送費・流通マージンで日本価格は高め。プレミアム銘柄は国産標準銘柄と同等〜やや高価。
正直、日本のお米と比べてみて「え??思ったより安くない。だったら普通に国産米を食べたい」という意見も実は結構多いです。
台湾米やカルローズ米、ジャスミン米など、日本のお米よりもお得だから、と選ぶ方がいらっしゃる一方、韓国米はそんなにお得感がないなあ、というコメントがチラホラみられました。


だったら、日本のお米をなんとか少しでも安く買おう!!と考えている方も多いです。▼

最近は、コンビニでも1〜2キロの備蓄米販売が始まったので、そちらを試してみよう!と個人的にも考えています。

韓国米はどこで買える?
- オンライン:Amazon/楽天/Yahoo!で品種名検索が最も手軽に買える。
- 韓国食材専門スーパー:新大久保「韓国広場」など。実物を見て買えるが、在庫は変動。
- 一般スーパー:業務スーパー・カルディ等は生米取扱い希少。加工品が中心。

新大久保のお店やスーパーでも購入できますが、どうしても欲しい方はオンライン通販が一番手っ取り早いかもしれません。

普段行くスーパーもお米が並びだした。
— ひでまる🥞🍰🍩🍨 (@hidemaru2023) June 3, 2025
韓国の米は初めて見たけど美味しいのかな🤔 pic.twitter.com/npzMMZ9mdY
韓国米は美味しい?
SNSやショップ評価をしらべてみたところ、イチョン米は「旨味充分、家庭で違和感なし」等好評な口コミが多いです。
セチョンム種はレビュー平均★4前後で「もちもち甘い」「おかずが映える」と支持されています。
やっと手に入れた、韓国のお米!
— yossha (@Yossha299792) May 9, 2025
お米が高いのは困るけどそのお陰で日本で韓国のお米が食べられるなんて・・・
普通に美味しいです。でも特別に感じる味。
日本のお米とブラインドテストしたら区別がつかないだろうな。 pic.twitter.com/NJzmWrN5qb
個人的にも、新大久保でよくご飯を食べるのですが、もちもちしていて普通に美味しいと感じます。


飲食店で、どこの韓国米の品種を使っているか教えて頂けたら購入するときの参考になるので助かりますよね。
一方、一部では「艶なし・香り乏しい」「粒が欠ける」などマイナスなコメントもあったり、韓国米や台湾米よりも備蓄米を購入したい、という方が結構多くいらっしゃいました。
遂に登場⁉️韓国米🌾
— なおゆき📻🎙️🎶🏈✨ (@naoyuki_710) June 6, 2025
4キロ3.219円
山積みになってました。
私なら備蓄米を買うかな😇 pic.twitter.com/RxuTRPSydT
正直なところ、賛否両論がハッキリと分かれているように思います。
韓国米の失敗しない選び方
- 品種名を確認:イチョン米・セチョンム種など実績ある銘柄を選ぶ。
- 少量から試す:まずは4 kg以下で炊飯水量を調整。やや水控えめが推奨されるケースも。
- 用途で使い分け:冷めても旨いセチョンムは弁当やキンパ向き、イチョン米は白飯・和食にも合う。濃い味のおかずと相性が良いとの声多し。
- 保存は1か月目安:開封後は風味が落ちやすいのは日本米と同様、密閉・冷暗所保管を。
韓国米まとめ
韓国米は「ジャポニカ=日本米とほぼ同じ」と思われがちですが、品種・品質は広く、プレミアム銘柄と汎用品で評価が分かれます。
価格も必ずしも割安ではないため、信頼できるブランドを少量購入→リピート判断がおすすめですよ。
韓国料理との相性はもちろん、和食との意外なマッチングも楽しみながら、推し韓国米を探してみてくださいね!