二軒屋商店が安い理由。岡山激安スーパーの驚きの100円弁当

二軒屋商店

二軒屋商店(黒崎市場)は倉敷市玉島地区にある家族経営スーパーで、開店前から行列ができるほどの人気店。

店頭ではキャベツやレタスが1玉108円、鮮魚は一般相場の3~4割引で販売されるなど価格の安さが際立ち、口コミでも「価格も安く、惣菜は種類豊富でおいしい」と話題です。

特に店名物の「100円弁当」は累計年間78万人以上の来客を引き寄せる人気ぶりで、新聞やテレビでも度々紹介されています。

なぜそんなに安いのか・・・??

お値段を抑える要因と店舗スタイルについてまとめます。

店舗詳細

岡山県倉敷市玉島黒崎3337-4

目次

二軒屋商店が安い理由は?

まずは、二軒屋商店が安い理由を4つまとめます。

  • 大量仕入れと直送体制: 二軒屋商店では鮮魚を漁港へ買い付けに行くのではなく、卸業者が水揚げ直後の鮮魚を店舗まで直送する仕組みを持っているため、仲卸市場を介さずに大量購入し、仕入れ値を大幅に下げています。野菜も地元産中心に仕入れており、1玉108円のように八百屋並みの低価格で提供しています。
  • 販管費の徹底削減: 広告費はほぼゼロ。チラシではなく安価な100円惣菜・弁当そのものを広告塔として集客しています。
  • 廃棄ロス削減: 超低価格設定でも客足が非常に早いため、仕入れた商品はほぼ売り切れます。実際TV番組では「100円弁当が1日600食完売」する様子が紹介されており、新鮮な商品を無駄なく売り切ることで廃棄コストを抑えています。
  • 地域密着経営: 創業以来地元玉島地区に根ざした老舗店で、地域住民から「近くにあって助かる」「地元らしい味」という支持を受けています。チラシ等による宣伝は行わず、口コミと常連客を大切にする経営方針です。

店舗のスタイルと口コミ

店内は広々とした平屋建てで、鮮魚・精肉・惣菜のコーナーに力を入れています。

客席はなく惣菜はパック売りですが、いずれも内容量が多く100円単位で販売。

Ekitenなどの口コミでは「100円惣菜のボリュームが多い」「寿司2本入380円」「飲み物は39円~と県内最安」といった驚きの声が多数見られます。

実際「惣菜はほぼ100円パックで手作り感がある」「魚は新鮮なのに激安」と賞賛する投稿も。

SNS上でも「相変わらず安くておいしい!満腹になった」といった好意的なつぶやきが見られ、地域外からもわざわざ訪れる客が絶えない店舗です。

▼YouTubeでも紹介されていましたよ!

他店舗との比較

岡山県内には他にも業務スーパー(神戸物産)、ラムー(大黒天物産)など低価格志向のスーパーがあります。

店舗名運営主体・形態安さ・仕入れの特徴主な商品・特徴
二軒屋商店個人経営・地域密着小規模店卸業者直送・大量仕入れでコストを徹底削減。チラシなしで100円惣菜・弁当集客、人件費も低く抑制。新鮮野菜・鮮魚・手作り惣菜が中心。100円均一弁当が名物で、「安くて早い」を売りにしている
業務スーパー神戸物産(フランチャイズ全国チェーン)自社工場~販売まで一貫生産で中間マージン排除。中央物流網で大量仕入れ・PB拡充。冷凍食品や米・加工食品など業務用食品を中心に幅広く揃える。PB商品比率が高く、全国展開によるスケールメリットを活かしている
ラムー(LAMU)大黒天物産(大型チェーン)製造企画~物流~販売まで自社グループで完結し徹底コスト削減。圧倒的な低価格を追求生鮮食品から日配・日用品まで巨大店舗で何でも揃う。24時間営業店も多く、大型モール内に複合型メガディスカウント店を展開。
ディオ(DIO)大黒天物産(チェーン)ラムーと同社系列で同様の一貫体制。岡山県内を中心に中小型店を展開。低価格維持のノウハウはラムーと共通。主に岡山県下に多いディスカウント店。生鮮・惣菜・酒類などを揃え、地域密着で営業。
ラムー惣菜
ラムー惣菜

ラムーもね、二軒屋商店に負けずに激安スーパーの代表格と言っても過言ではありません。

ラムー惣菜

▲ラムーの100円以下のお惣菜で、立派な夕飯のおかずにもなりますからね。。。

二軒屋商店まとめ

二軒屋商店は地域に根ざした個人店が独自ルートで仕入れ・コストを抑え、食品を驚異的な安さで提供する点で他チェーンと明確に異なります。

地元密着型かつ家族経営の小規模店ながら、100円弁当などで集客し、低価格を実現しているスーパーです。

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